鳥居シェフ、おかんむりです。
冠曲げまくりですよ!
ワタクシがチャーリーズバーで働かせていただいてそろそろ4年。
2,3年経った頃からいろんな飲食店の方々も来ていただけるようになりました。ありがたいことです。
それは同じ年代の人だったり、大大先輩の方々だったり、調理師学校の子達だったり。
そんな方たちからのオーダーはやはりはからずもちょっとだけいつもより緊張したり力が入っちゃったりします。
でもいい緊張。
いつだってだれだって一期一会の一発勝負!
一皿ごとに120%で自分を込めてます。
お食事の後は皆さんとのトークタイム。
聞いているだけでとても勉強になります。
お金まで頂いているのにトクした気分♪
そして明日も美味探究。。
そんな中やって来ますのは新米料理人たちの質問コーナー。
慕っていただけるのはもう有り難き事ナリ。
どんどんこーーい!カモーーン! щ( ゜ Д ゜ щ)
しかーし!
キミ達には意志がなーーい!
例えば、
この料理に豚ロースか羊モモを使いたいんですけどどう思いますか?とか、
このソースにバターかオリーブオイルを使いたいんですがバターだとソースの酸味が消されてる気がするんですけどオリーブオイルならなんちゃらかんちゃら・・・なら、『それはね、(*^_^*)』となりますが、
最近多いのは、
『この料理やりたいんですけど、何がいいですか?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
くぉぅらぁ!いきなり答え求めてくるんじゃなーい!
ワタクシもそんなに気の長い方ではないですしそんなに徳のあるできた人間でもないので、ウチのスタッフだったら蹴っ飛ばして怒鳴りつけますがさすがにわざわざ当店を選んで来ていただいているお客様。
柔和な笑顔と慈愛のまなざしで右から左へ質問をさらっと受け流します。
やはりよそさまのウチの子供にもゲンコツをかます頑固オヤジに徹すればよいのでしょうか?
20代の頃、当時30代・40代の先輩イタリア料理人達のカッコイイ姿にあこがれ、早くその仲間になりたくて、その隣りにでも、せめて同じ場にでも居たくて努力した日々。
今35歳になって、20代のコ達にとって憧れの先輩になれているのかな。
コ”ルァァ!!ワケ”ーの!!
そんな君達に、細川ガラシャだか松永弾正久秀だかいやどちらでもないかもしれないこの言葉を贈ろう。
『とめどなく流れる時の中で、日々自身を向上させていかなければ、それは退化しているのと同じことだ。』
ま、時間のベクトルはなにもしなくてもプラスに進んでくから、自分がプラスマイナスゼロと思った時点でマイナスだってことでしょ。
いっしょにがんばりましょ。
前沢牛イチボのレアステーキ
『タリアータ』
赤ワインとベリーのソース・ヴァンルージュ
- Tagliata di manzo “MAESAWA” all’agrodolce –