奇跡のリンゴ食べました

奇跡のリンゴ食べました

キッチンの丹です。先日奇跡のリンゴの生産者、木村秋則さんの講演会に行ってきました。実際にご本人を見ると、やや小柄でいつも笑顔を絶やさずにこにこしている印象でした。 しかし話が始まると、真剣な表情で日本の農業の現在と未来を心配しておりました。ご自身の完全無農薬・無肥料の大事さを力説され、それに賛同してくれる方たちは素晴らしい成果を上げていて、プロの農家の方たちよりもむしろ農業高校の生徒たちのほうが素直に実践して成果を上げていることに驚きました。また、自分たちの作っているものが、安心安全であると共に長期保存に適し、なおかつ美味しいものだという自信に満ち溢れいる顔の写真も見せてくれました。 そして農薬の使用量が世界的に観ても日本は世界一らしく、なんと中国や韓国の9倍も使っているというデータを見せられ驚きました。将来子供たちのためにも、木村さんの農法が少しずつ広がれば良いなと思いました。木村さんも不思議がっていましたが、実践してくれる方々は東日本より、西日本のほうが多いようです。 そうではなく我々東北人が意識を高めて、実践していかなければならないと思いました。後日、奇跡のリンゴを味見することが出来ました。見た目は少し小ぶりで、皮ごと食べてきるとほどよい歯切れがあり、皮と実の間の味が濃厚に感じられ実の方は、甘みと酸味のバランスが上品ですっきりとした後味が長く口に残り続け、また口に入れたくなり食べ飽きないものでした。 まるで、いいワインを飲んだ時のような第六感を刺激されるような感覚でした。世界初の農法であり、日本よりむしろ世界から注目され忙しい日々を送っていると思われますが、身近にそんな日本人がいることを誇りに思い、自分自身も勇気をもらいました。

 

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