少し前の話になりますが、新年の賑々しさもやや落ち着いてきたとある月曜日、盛岡イタリアンのシェフ達が一同に会するという恐れ知らずの初の試みが催されました。
一同に会するというのは少し語弊がありますが、集まったのは20代、30代のシェフの皆様。
恐れ知らずというのは、とにもかくにもみなさんそれぞれのお店を背負って立つ、こだわりと自信と誇りを持つ人達。もうひとクセもふたクセもあります。
話を聞きつけた周りの人からは、『大丈夫?』とか『喧嘩しない?』とか心配されました。(^^)
そもそも事の発端は、我々の大先輩、盛岡イタリアン重鎮シェフの、
『オマエラ若いのも集まってなんかやれよ。』
だったそう。
ヒー。怖いです(;_;)
そんな訳で決定した運命の日。
厨房のカレンダーにマジックで書き込みますわな。
『決戦』と。。
そして無情にも刻んでいく時間・・・流れてゆく毎日・・・仕事に忙殺される日々の中でも頭の片隅には必ず重鎮の顔と言葉が・・・
で、迎えた運命の日。the fatal day.
fainal dayにならなければよいのですが・・・
場所は菜園・某和風居酒屋。17:50。晴天。気温3°c。
これから始まる6時間に及ぶ戦い。
ワタクシは2割の緊張と、7割のワクワクと、1割の尿意を胸に、その重い扉を開けたわけです。
チャーリーズバーの鳥居シェフとして・・・
ーー続くーー